昨日の東京湾大華火祭
都営大江戸線 勝どき駅で・・・
『お盆なのに箱づくりなのです。』
せっかく招待してもらったのですが、けっきょく華火会場には着けませんでした。
世間知らずというか、情けないというか、根性無しというか、花火花火大会には、どれだけ人が出るのか考えていないのです。
それで、勝どき駅の状態を見て・・・
一応エレベーターには乗って、上にあがったのですが、あまりにも人が多く、そのまま下にさがって、気がついたら、なんと! 反対側の電車に乗っていたのです。
自宅でも花火の音だけは聞こえますので、それで満足しています。
で、あまりにも情けない↑ ので、今日は真面目で、高度な内容の記事にします。(頑張ります。)
前々回にブラスターの紹介で、フットスイッチについて書きましたが、簡単すぎる内容なので本確的に説明します。
が、ちょっとその前に・・・
最近は、HP、ブログでサンドブラストの機材や彫刻技法の事を書いている、専門家がとても増えてきました。
増えてきたのは、良い事だとは思うのですが、書いている内容が酷すぎたり、危険な事を平気で薦めている専門家さんも増えてきています。(お前もそうだろうといわれていますが)
何を書いてもいいとは思う?のですが、危ない事を広めるのと、勉強しないで適当な事を書くのは、恥をかくだけではすまない場合もあります。
専門家(作家)として成り立つようになったら、書き始めるのが良いと思うのですが、今の時代は・・・
で、いい加減な(真面目な)サンドブラスターの情報です。
グラスター社製のフットスイッチの心臓部です。
直圧式のブラスターは吸い込み式のブラスターと違い、コンプレッサーからのエアーを止めても、タンクの中にエアーが(残圧)溜まっています。
この残圧を排気しないと,、ノズルからの砂の出が止まりません。この現象はタンクが大きければ大きいほど、長い時間砂がダラダラと出っ放しになってしまうのです。
最近流行っているのは、エアーの供給を止めると共に、タンク内の残圧を排気するために、二つの働きをする電磁バルブを使う方法です。ただ、電磁バルブはエアー専用なので砂が入ってしまう事がある排気側に使うことは・・・(ほんとうの専門家の意見です。)
で、直圧式のブラスターのフットスイッチは、エアーの力で砂を物理的に止めるか、複雑な配管が必要になるが、給気を止める事と排気を同時にできるようにするかの二つになるのです。(後の仕様は教わって入るのですが、完全には理解していません。)
グラスター社のフットスイッチは、エアーの力とゴムの特性を使った物理的に砂の出を止める方法です。
この図は↑ の写真の白い部分の説明図です。
左側のX図を見てください。
ぶ厚い白いブラスチック、5ミリの板ゴム、金属部分で構成されています。
A がタンク下の砂バルブにつながり、B がノズルホースにつながっています。砂の流れ C はタンク下のバルブからAに入り、Bからノズルホース、ノズルとなります。
ここで覚えてもらいたい事は、板ゴムは真っ直ぐのままだ、と言うことです。
この写真を見るとよく分かります。
白いプラスッチクはタンク下のバルブに入っていて、反対側はノズルホースにつながっています。
以上がフットスイッチを踏んだとき、砂がノズルから出ている時の白い箱の中の状態です。
では、右のY図の説明です。
この図はフットスイッチから足をはなして、砂の出を止めた時の状態です。
D からエアーを入れる事で板ゴムが押されて、AとBにつながる部分(穴)がふさがり、砂の出がとまるのです。
一つ問題、Cの圧力と、D の圧力はどのぐらいの差があれば、このフットスイッチは働くのでしょうか?
(5ミリの板ゴムを押し込む圧力差とは)
この写真がD です。
ちょっと前の話ですが、このグラスター社製のフットスイッチが99ドルで買えるので、ウチのP-4に取り付ける事も考えたのです。かなりなグレードアップになるのですが、私の考えているガラス彫刻にはフットスイッチは必要ないというよりは、彫刻が下手になるのでやめました。
その訳は・・・次回にします。
【第4回定期講習会のご案内】
【サンドブラスター】
1.吸い込み式ブラスターと直圧式ブラスターの比較(構造の比較と働きの違い)
4.その他の機材の必要性と安全性(サイクロン、フットスイッチについて)
日時:8月28日(土) 13:00~16:30(予定)
第一部:サンドブラスターについて 13:00~14:30
第二部:逆レリーフについて 15:00~16:30
場所:江東区文化センター(都営新宿線西大島下車) 第一会議室
この講習会は、どなたでもサンドブラスト彫刻に興味のある人は参加できますので遠慮なく申し込んでください。