ワタベ教室のレッスンで作る“沈め彫り”の作品。の予定です。
今日から、このブログはサンドブラスト彫刻の技法を紹介、説明していくブログにチェンジ(変身する)するつもりで、私もしばらくぶりに作家業に戻るつもりでいたのです。
ブラスターなどの機材の事やサンドブラスト彫刻での独立開業(教室開校)の話は終わりにして、本格的に格調高くサンドブラスト彫刻技法を、深く、繊細に、より正確に追求するつもりでしたが・・・
長い付き合いのあるガラス屋さんからクレーム(文句)が来たのと、転職してサンドブラスト彫刻で食べていく方法が、『誰にでも開けるサンドブラスト彫刻教室』 に比べるととても短く、内容もお粗末ではないのか!と ご意見も多数いただきました。(かなり強烈な意見もありました。)
と いうことで、ガラス彫刻技法の紹介を書いていくつもりでしたが、今まではいろいろな理由で避けていた、サンドブラスト彫刻での独立開業(起業)についてストレートに本音で書いていきます。
↑の長い付き合いのある・・・に何を言われたかといいますと『 お前は、偉くなりすぎ! 作家に成りすぎだ! 先生やりすぎ! カッコつけないで自分の昔を思い出せ!』 です。
私は、不思議にとても若く見られるのですが還暦ちょっと前(団塊の世代より一つ下)の年齢だし、それと周りにいる人達は、私がサンドブラストと作家の道を教えた者ばかりで、↑ のような事を言ってくれる人は、残念ですがあまりいません。
・・・が言っているのは、サンドブラスト彫刻を作家的、作品的、工芸家的、文化的、な面だけを強調して、自分が今まで(ほんの10年位前まで)やってきた事を書いていない、いっぱしの工芸家を気取りすぎだ! お前は加工屋で! ビンの再生家だ、その事を忘れようとしている、消そうとしている、バカヤローだ! と言われたのです。
・・・に、私が言ったのは、バカヤロー 『 お前の母さん 、赤でべそ 』
この10年間、私が考案したガラスの彫り方を、いろいろな人が使ってくれています。また、私しか作れない作品、使えない技もあります。(たまには書かせてください な )
教室には日本中から、私の考えたサンドブラスト彫刻を学びに来るようにもなりました。そんな事で思い上がっていたのです。赤でべその倅にその事(痛いところをつかれ)を言われ・・・
それと、私は美術系の学校も出ていませんし、師匠についてもいません。また、広めようとしているサンドブラスト彫刻はあまり認められていない工芸だし、一般の人にはあまり知られていない仕事でもあります。
私の中のどこかに本格的な工芸に、憧れがあったのです。何とかサンドブラスト彫刻を工芸として認めてもらうのだ、この事を急ぎすぎたようです。
よく人には言っているのですよ、自分の作品を見本にしたら、そこで成長は終わりだと、また、自分を自分で作家にするな、世間が作家にしてくれると・・・。
サンドブラストを使って独立して開業する。独立開業という言葉が嫌いで(昔からガラス関係でよく使われている言葉です。)作家、工芸、彫刻文化などを目標にしてきたのですが、現実的なことから少しづつズレてしまったようです。
と いうことで、サンドブラストで独立して起業する。
ではなく、サンドブラスト彫刻で独立して起業する。を書いていきます。私の今までの経験とこの業界で感じた事、思った事を、これから書いていきます。
みなさん、より現実的なサンドブラスト彫刻の使い方を含め、生き残りの技を紹介します。楽しみにしていてください。
ワタベ教室のレッスンで作る“沈め彫り”の作品。は次回になります。
サンドブラスト彫刻教室・彫刻ガラス ワタベ
面白い! 楽しい! 自分にもこんな事ができるんだ。
趣味の人から、プロの作家まで、誰にでも作れるサンドブラスト彫刻教室。
彫刻ガラス・ワタベの場所(アクセス)
基本の技 “沈め彫り”
16レッスン+修行で、このような作品が作れます。
中級レッスン “逆レリーフ”
8レッスン+修行で、このような作品が作れます。
色被せガラスのグラスプランニング。
日本中のプロの作家が、お得意様です。
サンドブラストに関する、生地、機材(ブラスターセット)
サンドブラスト技法のテキスト