A さんの例をもう少し詳しく
昨日は、『真昼間からの飲み会』の集合時間に追われまして、A さん の話が中途半端な形で終わってしまいました。
で、A さん 例の追加という事で、もう一度詳しくやります。
A さん はレッスンで被せガラスを使った作品をつくりました。
ウチの教室で使っている被せガラスは、それ自体(生地)が東京都の伝統工芸品です。(江戸硝子)とうぜん、A さん の作品は伝統工芸品になるのです。
教室でつくった作品を知人にあげる。
作品をあげると、普通はびっくりされるようです。『あなたは、こんな事ができたの』すごい! このような事のなる。
とうぜん、A さん は喜んで作品を次から次えと友人、知人、親戚、赤の他人にあげました。(団塊の世代は裕福なのです。)
ここで、A さん の彫刻技術は一つレベルアップしています。大量に作れるようになるには、被せガラスの性質が良く分からないとつくれません。面白い、うれしいで集中して作っているうちに腕が上がっていました。
また、ただ作る事の面白さ以上の物が加わったので、レッスンを受けるのも真剣になり、ガラスに対しての意識も高くなり(ガラス工芸の本などを読むようになる。)
作品のレベルも上がったので、A さん から作品をもらった人達は喜びます。
誰でも、何かプレゼントされれば嬉しいし、そのプレゼントがガラス工芸品であり、しかも伝統工芸品なのです。(被せガラスは江戸切子用の化粧箱 が生地全種類にあるので、本格的で、立派な贈答品になるのです。)
A さん の周りの人達の意識がだんだん変わってきて、あの人はこんな事ができたのか!すごい!
A さん は、ガラス工芸家になってしまったのです。
これから、A さん から作品をもらった人達の強烈な『口コミ』が始まり、A さん の技はどんどん上達するのです。
被せガラス・段彫り “薔薇”
つづく。
ワタベの技のテキスト。
このテキストとサンドブラスト彫刻の経験があれば、誰にでもワタベの技が自宅で習得できます。
彫刻ガラス・ワタベの技、沈め彫り、段彫り編。
逆レリーフ編は現在制作中です。
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“技、学びたければ教えます。”
被せガラス・多層被せガラス専門コースを創りました。
彫刻ガラス ワタベのあるところ
基本の技 初級 “沈め彫り”
中級“逆レリーフ”
色被せガラス “段彫り”
色被せガラスのグラスプランニング。
日本中のプロの作家が、お得意様です。
サンドブラストに関する、生地、機材(ブラスターセット)
サンドブラスト技法のテキスト。